沖縄の漆Webマガジン │ おきなわ漆Web

漆のイメージ画像3

おきなわ漆Webについて

かつて琉球王国は、1458年首里城正殿にかけられていた「万国津梁の鐘」に刻まれている
「舟楫をもって万国の津梁となし」という言葉にあるように、日本本土はもとより中国大陸や朝鮮半島、
遠くは東南アジアまで交易を行い、独自の文化を育んできました。その中で琉球漆器は、
14世紀中国から高度な技術が伝えられてから発達し、16世紀には王府に漆器製作を管理する貝摺奉行所が
設置されて技術や芸術性が向上し、中国への進貢、日本への献上品、交易品として高い評価を得ていました。

また、ルネッサンス時代、
ヨーロッパを支配していたハプスブルグ家の
宝物館の収蔵品目録(1596年)の中にも朱赤の琉球漆器があります。
私どもは、この沖縄の誇れる漆文化を広く普及伝承していくために、沖縄の漆に関わる人たち同士や他ジャンル、
ユーザーをWebを通して繋ぎ、新たな結びつきを提案します。

TOP