沖縄の漆Webマガジン │ おきなわ漆Web

漆のイメージ画像3

琉球漆器とは

沖縄の琉球漆器は、中国の文化が盛んに入るようになった14世紀の末頃に起こったと考えられています。
その後日本などの影響を受けながら独自の工芸として定着してきました。
琉球王朝が海外交易を行っていた15-16世紀頃は、重要な物産の一つとして、
中国を始め、東南アジアや日本など盛んに輸出されました。
1609年の薩摩侵攻以後は貝摺奉行所が拡大強化され、1715年には比嘉乗昌によって堆錦が改良されています。
奉行所で作られた製品は、将軍への献上品、諸大名への贈答品、あるいは民間交易品として王府の外交を支えました。
1879年の廃藩置県後は漆器の生産も民営となり、かつての重厚さと華やかさを失いましたが、
昭和初期には新鮮なデザインで県外市場に進出しました。
しかし、それも今次大戦により全滅し、
戦後はゼロからの出発となりました。(沖縄県工芸振興センターサイトより)

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