さすがの美術同好会/美里中学校
漆実験工房による漆の出前授業。
今回は沖縄市立美里中学校の美術同好会15人。
これまでほとんど小学校でしたので、
初めての中学生にドキドキです。
やってみたらみんな素直な可愛い中学生。
興味津々で聞いてくれます。質問も多く出ました。
さすが美術同好会、熱心です。
彼は立派な龍を書きました。金が入るのが楽しみです。
座学、彫り、沈金と3回の授業で仕上げていきます。
3日沖縄市に通いました。授業やテスト期間など
やりくりして開催しましたので、半年ぐらいかかりました。
しかしそこは美術好きな生徒たち、素晴らしい仕上がりです。
長くかかりましたが、終わってみればあっという間です。
美里中学校の宮城校長、顧問の徳村先生ありがとうございました。
これは彫った時。これに漆を塗り、金を入れると。。。
こうなります。構図が面白いですね。
美しい曼珠沙華ですね〜
先ほどの男子学生の龍はこうなりました。
見事です。
みんな個性的な作品でした。お皿と考えてデザインしたものなども。
中でも私の一押しはこれ
「これはあなたなの?」と作者に聞くと
「そうかもしれませんね」と返ってきました。
なんとも意味深な作品。返事も大人びています。
いいなー中学生。
美里中学校美術同好会は来年、部に昇格するそうです。
この作品は11月18日の文化祭で展示されるとのこと。
お近くの方はどうぞ見に行ってくださいね。
漆実験工房による『漆の出前授業』
漆と木工の工芸士が学校に赴き、漆の基本知識から琉球王国と漆の歴史、
木工と材料、道具の展示から工芸士の生き方などの授業を行い、
実際に沈金による皿を制作します。
図工美術の地域の工芸を学ぶ時間や卒業制作など、その学校に合った授業を
提案します。ぜひお声かけください。
このサイトのお問い合わせからどうぞ。