盛況!うるし体験講座/宜野湾市中央公民館
平成29年度宜野湾市中央公民館主催講座「うるしすごろくと絵付け体験」が
8月12・13日の2日間をかけて行われました。
コーディネートはNPO法人アートリンク。講師は漆実験工房から
琉球漆紀行の前田春城・貴子さんと工房ぬりトンの森田哲也・敦子さん。
いつもは学校で3日ぐらいかけて実施する出前講座を、2日に凝縮してやってみました。
宜野湾市の小学校4年生から6年生が集まってくれました。
いつもの通り、漆って何?琉球と漆の関係は?工芸士のお仕事とは?
という講座から。
鯨の髭やら珍しい道具に子どもたちも大人も大興奮。
テーマに沿って漆皿に沈金するデザインを考えます。
今回のテーマは「大人になっても大事にしたいもの」です。
漆のことを学んで、物事を大事にして使い続ける、
ということについて考えてみて欲しい、という我々の願いです。
2日目は絵を漆皿に写し取り、ニードルで掘るところから。
みんな真剣です。
次は漆を塗って、いよいよ金を入れます。
子どもたちが一番張り切るところです。
意外なことに、学校よりも自由な作品が多くできました。
我々も勉強になります。
家族が大事なんだね。
早く出来た子から、うるしすごろくゲーム。
浦添市美術館が貸し出しをしている、漆を楽しく学べるキッドです。
実はこのすごろくもアートリンクが関わって作りました。
年齢も学校もバラバラな子どもたちが、うまく一緒に遊んでくれるか
心配でしたが、杞憂に終わったようです。
漆どっぷりの二日間。
大人になっても覚えていてくれたら嬉しいですね。
「漆の出前授業」のお問い合わせは、アートリンクまで